「ん。それで、さっきの続きは?」




「あっ!・・・・風香とバレンタインのチョコ作ってて、明日なんだけど、出来立ての方がいいかなって。だから、はい!」




私はフォンダンショコラが入っている箱を渡した。




「マジ!?ありがとう!!その箱何だろってずっと思ってた。あっ、じゃあ今から食べようよ。」




私の手を引いて私の家に入っていく。




「って、私の家かよ!!」




「だって、俺の部屋今汚いから。」




私は駆流から箱を受け取って、テーブルの上に置く。




「おぉー!美味そう!!今までで一番豪華じゃない?」




「まーね。はい、どーぞ。」




「いただきます!・・・・うん。上手い!!甘すぎなくてちょうどいい!!」




「やった!!良かったー!!」




美味しそうに食べる駆流を見て嬉しくなった。