「部員全員の分作るの?そんなの気が遠くなるよー」
「部員のなんて、板チョコでいいの!!そうじゃなくて、あの、その、もう!分かるでしょ!?」
「はいはい、板チョコは酷いけど、朝飛にあげるんでしょ?」
「うん!でも、いつもと違うちょっと豪華なのにしたいの。それに・・・・・・・・告白しようと思って。」
!?
「へっ!?告白!?」
「ちょっと声でかい!!聞こえるじゃん!」
「ごめんごめん!だって、急に言うから。びっくりするでしょ。」
「なんか、高校に入って、もっと近くにいたいって思うの。だから仲のいい友達じゃなくて彼女として隣にいたいなって。だから、もし断られて気まずくなってもいいっていう覚悟で言うよ。」
私を真っ直ぐ見て話す風香がかっこよく見えた。
関係を崩すかもしれない。
それを分かった上で告白する。
怖いはずなのに、そこまで勇気を出せるのは朝飛のことが誰よりも好きだからだよね。
「部員のなんて、板チョコでいいの!!そうじゃなくて、あの、その、もう!分かるでしょ!?」
「はいはい、板チョコは酷いけど、朝飛にあげるんでしょ?」
「うん!でも、いつもと違うちょっと豪華なのにしたいの。それに・・・・・・・・告白しようと思って。」
!?
「へっ!?告白!?」
「ちょっと声でかい!!聞こえるじゃん!」
「ごめんごめん!だって、急に言うから。びっくりするでしょ。」
「なんか、高校に入って、もっと近くにいたいって思うの。だから仲のいい友達じゃなくて彼女として隣にいたいなって。だから、もし断られて気まずくなってもいいっていう覚悟で言うよ。」
私を真っ直ぐ見て話す風香がかっこよく見えた。
関係を崩すかもしれない。
それを分かった上で告白する。
怖いはずなのに、そこまで勇気を出せるのは朝飛のことが誰よりも好きだからだよね。