「うん。行けるよ。だから、俺が選手で、光がマネージャーすればずっと一緒に野球できるよ。」



「ずっと、一緒?」



駆流とずっと一緒にいれる。



ただ、それだけが嬉しかったんだと思う。



「駆流とずっと野球できるの?なら、私マネージャーする。でも、応援するだけなんてつまんない!!」



「あはは!じゃあ俺の練習一緒にしよっか。ずっと野球やって、テレビに写ったこうしえんにいこーよ!」



「うん!!駆流とずっと一緒に野球したい!!それと、こうしえんに行く!!約束だよ!!」



「うん。約束。」



「待って。大事だからもう一回言おう!!忘れちゃうから!せーの、」



「「約束だよ!!」」



小さい頃にした約束。



ずっと一緒に野球をしよう。



甲子園に行こう。



指切りした約束を今も私達は覚えてる。



その後は私達は手を繋いで家へ帰った。