私にもまだ可能性はあるってことだもん。




野球には勝てないかもしれないけど、いつか私の気持ちを駆流に伝えたいな。




「まぁ、いっか!ほら、駆流帰るよー!!」




「はいはい、今行きますよー。」




私の後ろを駆流が走る。




私に追いついて一緒に走る。




今は駆流が隣にいて、笑い合えることがただただ嬉しいんだ。