次の日ーーーーー・・・・









「ねぇねぇ風香!ちょっと質問あるんだけど。」




「なーに?」




私と駆流はお昼休みに作戦を実行することにした。




「風香って好きな人いる?」




「っ!?は!?何言ってんの!?」




あっ、ストレートに聞きすぎた!!と思ったけど、予想外の反応。




これもしや・・・・・・・・いる!?




「いやーなんとなくさー。いつも私のこといじってくるけど、風香はどうなのかなーって。それで、どうなの?」




なるべく平然を装って聞いてみる。




すると、風香は顔を段々赤くして、




「・・・・・・・いる、よ /////」




「えっ!誰!?」




私がそう聞くと、風香の顔はだんだん赤くなっていく。




「・・・・・・・・あ、朝飛。でも、誰にも言わないで!!あんなにバカにしてたのに好きになるなんて恥ずかしすぎる/////」




そのまま机に顔をつけて頭を抱える風香。




「私は恥ずかしいことじゃないと思う!!誰かを好きになるって悪いことじゃないじゃん。だから、風香が本当に恋してるなら私は応援するよ!相手が誰だろうとね?」




私がそう言うと風香は抱きついてきた。




「うん。・・・・ありがとう。でも、秘密ね?」




「りょーかい。さっ、お昼食べよ!」