「こら、渚砂!困ってるだろ。可愛がるのはいいけど、ちゃんと仕事教えてやれよ。」




「分かってるよーだ!あっ、この人がキャプテンの陸ね。」




「光ちゃんだっけ?よろしくな。なんか分かんないことあったらこいつに聞けばいいから。」




そう言うと渚砂先輩がこいつとはなんだー!って怒りだした。




もしかして、この2人って・・・・・




うん、絶対そうだ。




「あの、お2人は付き合ってるんですか?」




「「うん。そうだよ。」」




おお、息ぴったり!!





「部活やってても恋愛禁止じゃないから、光ちゃんも駆流君と付き合ってもいいんだよ。」




突然の陸先輩の爆弾発言。




「なっ!?なんで分かるんですか!?」




「見てれば分かるよー。マネージャー1人なんだし。それに、ほかの奴も感ずいてると思うけどね。一緒に帰ってるのも見たし、朝も一緒に来てたしね。まぁ、当の本人は気づいてないのが問題だけど。」




「そ、そうですか・・・・・駆流には秘密にしておいて下さい。」




そう言うと陸先輩は了解と言って練習に戻って行った。