私がニヤッと笑うと駆流が爆笑した。



「うん!それでいいよ。それでこそ光じゃん!!あーあ、付き合っても野球に関しては光に怒られるのかー。」



「えー?私そんなに怒ってないじゃん。どっちかっていうとちゃんとアドバイスしてますけどー。」



「ふっ、知ってるよ。・・・・・これからもよろしく頼むな。光。」



「うん。私もよろしく、駆流。」







私達はまた歩き出す。



今度はもっと大きな約束を叶えるために。



栄養士になること。



プロ野球選手になって、活躍すること。



そして、





ずっとお互い隣にいること。





「よし。帰るか。」



「うん。あっ!今日ご馳走だよ。昨日のお祝いー!」



「えっ!?それ早く言えよ!!早く帰るぞ!!」



そう言って私の手を握って走り出す。



「ちょっと、急に走り出さないでよ!」



私がそう叫ぶと駆流が言った。



「また、2人で走り出すんだからいいだろーーーーー!!」



私は駆流の言葉に嬉しくなった。