「まぁ、光がそれでいいならいいよ。俺達は光の味方だからな。」



「ありがとう、朝飛。」



「あっ、光!!私、ちょっと相談があるの。聞いてくれる?」



「もちろん。私の部屋でいい?」



光と歩くと、風香が朝飛に合図した。



ん?なんだ?



光と風香が家の中に入ると朝飛が俺に聞いた。



「なぁ、光のことどう思ってんの?」



「え?どうっていうのは?」



「ただの幼なじみか、それとも・・・・・1人の女の子として見てんの?」



朝飛にこんなこと言われるのは初めてだ。



「・・・・・・・光は大事な幼なじみで、兄妹みたいな存在だって思ってる。今も変わらない。でも・・・・・・光が好きだって気づいた。1人の女の子として。」



俺がそう言うと朝飛が肩をバシッと叩く。



「お前、気づくの遅いんだよ!!・・・・・・俺は応援するからな。頑張れよ。」



そう言って笑う朝飛。




「あぁ。ありがとう。」