服を着替えて部屋を出る。
そしてあたしは始発が出ていたから電車で帰った。
朝はスキ。
早起きは辛いけど気持ちがいいしなにより太陽のおかげで前向きな気持ちになれる。
ガチャ
「ただいま〜」
「あー、みやび!もう、どこいってたの?」
「ごめん、朝起きたら知らない男と寝てた」
「もーう。また?ゴムした?」
「してたよ大丈夫」
隣でこんなあたしに呆れないで朝から卑猥な話しを聞いてくれる女の子。
滝口 陸
本人は男の子みたいな名前でいやだっていうけどあたしは好きだ。
華奢な体でボブのハイトーンの髪。
ダンサーとして活躍している。
152センチの彼女はあたしとは10センチくらい違う。
高校時代からの親友だ。
あたしは、佐倉 みやび
陸と同い年の24歳。
162センチで普通の体型。黒髪のロングで病院の受付で働いているいたって普通の女の子だ。
そんなあたしたちは大学を卒業してから表参道の一角にある部屋で一緒に暮らしている。