「おばあちゃん、今ご飯の支度するね」
「ありがとう沙弥」
あたしはおばあちゃんの部屋を通過してキッチンへ。
「優ちゃん、遅くなってごめん!ごはん…」
「たったいまできましたー!!今日は亮介の好物、焼き肉よ~!!ホットプレートも買ってきたし、さあ運んだ運んだ!!」
「わかった」
なんで夜ご飯がお兄ちゃんの好物かというと、今日は珍しく早く帰ってきたから。
それと、遠く離れたところにいる弟の誕生日を祝ってやるから、らしい。
…あたしも、ほんとうは秋本の誕生日をちゃんと祝ってあげたい。
今までだって、ずっと家族ぐるみでパーティーなんかもやったりしていた。
だけど、今年は……
せめて、夏の大会が終わるまで。
「ありがとう沙弥」
あたしはおばあちゃんの部屋を通過してキッチンへ。
「優ちゃん、遅くなってごめん!ごはん…」
「たったいまできましたー!!今日は亮介の好物、焼き肉よ~!!ホットプレートも買ってきたし、さあ運んだ運んだ!!」
「わかった」
なんで夜ご飯がお兄ちゃんの好物かというと、今日は珍しく早く帰ってきたから。
それと、遠く離れたところにいる弟の誕生日を祝ってやるから、らしい。
…あたしも、ほんとうは秋本の誕生日をちゃんと祝ってあげたい。
今までだって、ずっと家族ぐるみでパーティーなんかもやったりしていた。
だけど、今年は……
せめて、夏の大会が終わるまで。