「…尾関、ドリンクって粉入れて振るだけで作れるよな?それって手作りって言えな「川瀬うるさい!!!!」




「茉夏、暇なら手伝ってくれない?もうゲーム始まるし、スコア付けないと」

「ひどいよ沙弥っ!!冬馬への愛を伝える時間を暇だなんて!!!」

「そんなん後でやってよ。2人で勝手に。部活が終わってから」



あたしはスコアブックを開いて日付を書いた。



「沙弥ー!!」

「うるさい、さっさと働いてこい」

「冬馬まで!?ひどい!!愛しの彼女に!!」

「仕事しないようなやつは俺の彼女じゃないです。茉夏センパイ」



松原くんに送り出され、茉夏はしぶしぶこっちに戻ってきた。




「もーっ、冬馬ったらー!ツンデレなんだからー!!」




……どんだけプラス思考なんだこいつは。