バンッ!!!

今度は、あたしの部屋のドアが乱雑にあけられた。



「センパイ!?平気!?なんで玄関あいてんの!?ってかなんで蒼士センパイがいんの!!!なんで俺に具合悪いこと言ってくんなかったの!?」




……出た、怒涛のなんでなんで攻撃。




「うるさい……ドア壊れるでしょう?三上センパイは送ってくれただけだから」




「なんで俺に言わなかったの!!!!」




「わざわざ言う必要ないでしょ?言ったらあんた絶対部活サボるし」




そういうと、図星なのは秋本は黙った。




「あんたこそ………」




彼女いるくせに、どうしてあたしに付きまとうの?



……そう言いかけたけど、やっぱりやめた。



だって、嫉妬してるみたいだから。