「じゃ、練習すれば?」




いつの間にか現れたか、あたしの後ろに立った秋本が三上センパイのジャージの襟首を引っ張った。




「あ、蛍人」




「んもーう、蛍ちゃんったらぁ!!息抜きが必要なのよぉ!!」




「息抜いてばっかじゃん。」




急にオカマ口調になった三上センパイは秋本の肩をぺちぺち叩く。




「うーぜぇ」




「ひどっ!!」




秋本が歩いてジュースがある机まで行くと、三上センパイはついて行った。




……やっぱり、か。