「あ~またあんなことして。人気でちゃうよぉ……」
そう思ってるのは桃ちゃんだけ。
あそこまでやられると、みんな遠慮しちゃうんだから。
「5組桜庭くん」
「あっ、桜庭くんだ。ゆめちゃんに手を振るかな」
パッと桃ちゃんが顔をあげる。
「えーっ、カズマがそんなの絶対するわけないよ。っていうかなんのために?」
桃ちゃんの発想が、面白過ぎる。
新羽くんの後を紫藤くんがバトンタッチしたものの、桃ちゃんが断ったこともあって、結局カズマも道連れになったんだよね。
いつものクールフェイスで舞台に上がっている。
「あの人カッコよくない!?」
「きゃーっ、この学校に入ってよかった」
そんな声が、1年生のいる方から聞こえてくる。
「桜庭くん、すごい人気!さすがだね」
「うん。あたしの自慢の幼なじみだもん」
そう思ってるのは桃ちゃんだけ。
あそこまでやられると、みんな遠慮しちゃうんだから。
「5組桜庭くん」
「あっ、桜庭くんだ。ゆめちゃんに手を振るかな」
パッと桃ちゃんが顔をあげる。
「えーっ、カズマがそんなの絶対するわけないよ。っていうかなんのために?」
桃ちゃんの発想が、面白過ぎる。
新羽くんの後を紫藤くんがバトンタッチしたものの、桃ちゃんが断ったこともあって、結局カズマも道連れになったんだよね。
いつものクールフェイスで舞台に上がっている。
「あの人カッコよくない!?」
「きゃーっ、この学校に入ってよかった」
そんな声が、1年生のいる方から聞こえてくる。
「桜庭くん、すごい人気!さすがだね」
「うん。あたしの自慢の幼なじみだもん」