放課後になって、歓迎会のメンバーに立候補したメンバーがうちのクラスに集まってきた。
うちの担任が取りまとめをやるらしく、あたしたち関係ない組は早く帰るように急かされる。
廊下で桃ちゃんがそわそわしている。
「紫藤くん、やるのかなぁ…」
「連絡先知ってるんだよね。聞いてみようよ」
「むっ、ムリ!」
あはは、桃ちゃんはそうだよね。
それでここで待ってるんだ。
「おー!ふたりもやるんか?俺もやるでぇ」
歩いてきたのは新羽くんだ。
「あたしたちは違うの。新羽くんはやるんだねぇ」
あたしが相手している間も、桃ちゃんは新羽くんのことはどうでもいいらしく、紫藤くんばかりを探している。
「なんやおもろそーやん。祭り大好き」
「ぽいよねぇー!」
くすくすと笑っていると、どこからかカズマが現れた。
「帰んぞ。新羽と喋ってる暇あったら、俺のこと迎えに来いよな」
むっ、迎えに!?
うちの担任が取りまとめをやるらしく、あたしたち関係ない組は早く帰るように急かされる。
廊下で桃ちゃんがそわそわしている。
「紫藤くん、やるのかなぁ…」
「連絡先知ってるんだよね。聞いてみようよ」
「むっ、ムリ!」
あはは、桃ちゃんはそうだよね。
それでここで待ってるんだ。
「おー!ふたりもやるんか?俺もやるでぇ」
歩いてきたのは新羽くんだ。
「あたしたちは違うの。新羽くんはやるんだねぇ」
あたしが相手している間も、桃ちゃんは新羽くんのことはどうでもいいらしく、紫藤くんばかりを探している。
「なんやおもろそーやん。祭り大好き」
「ぽいよねぇー!」
くすくすと笑っていると、どこからかカズマが現れた。
「帰んぞ。新羽と喋ってる暇あったら、俺のこと迎えに来いよな」
むっ、迎えに!?