カズマside
ーーバキッ!!
気付けば…新羽を殴り飛ばしていた。
授業を抜けて新羽が保健室に行ったのに気づいたのは、授業が始まってすぐのこと。
転校生にジャージを渡すため、ゆめが保健室に向かったまま現れないと、心配した桃ちゃんが俺に連絡をくれたのはついさっきのこと。
何が起きてるのか、理解できなかった。
保健室に着くと、新羽がゆめに寄り添っていて…見つめながらキスを…。
現実を受け止めきれなくて思わず新羽を殴ってしまった。
「新羽っ…ゆめに何やってんだよ!」
「新羽くんっ!!」
俺に構うことなく、床に倒れている新羽をゆめは迷わず介抱している。
「ええとこやったのに」
俺に殴られた頬を抑えつつ、半笑いの新羽。
全く堪えてなさそうだ。
ーーバキッ!!
気付けば…新羽を殴り飛ばしていた。
授業を抜けて新羽が保健室に行ったのに気づいたのは、授業が始まってすぐのこと。
転校生にジャージを渡すため、ゆめが保健室に向かったまま現れないと、心配した桃ちゃんが俺に連絡をくれたのはついさっきのこと。
何が起きてるのか、理解できなかった。
保健室に着くと、新羽がゆめに寄り添っていて…見つめながらキスを…。
現実を受け止めきれなくて思わず新羽を殴ってしまった。
「新羽っ…ゆめに何やってんだよ!」
「新羽くんっ!!」
俺に構うことなく、床に倒れている新羽をゆめは迷わず介抱している。
「ええとこやったのに」
俺に殴られた頬を抑えつつ、半笑いの新羽。
全く堪えてなさそうだ。