「ふーん。意味ないな、そんなんカウントしたらあかん」
「えっ…」
「キスは、焦らしてなんぼや!なんかいい雰囲気になってきて~、ふたりの気持ちが高まったときにするもんやで」
「いい雰囲気って、いつわかるの?」
「いつ…そんなん、感覚やん」
もしかして新羽くんは百戦錬磨の恋のスペシャリスト!?
この際、手ほどきを受けておいた方がいい?
「感覚…そういうの、あたしゼロかもしれない。先生!教えて下さい」
「ええで。ゆめちゃん、お子様やからな~。あ、俺カズマ役な」
ニコニコしながら、新羽くんがあたしの肩に軽く腕を乗せる。
「実践なの!?」
「ほんまにせーへんから。マネだけ」
って言われても…こんなに密着して、誰かに見られたら大変だよ。
「こんな風にな」
新羽くんがあたしを見つめて首を軽く傾けた瞬間、後ろに気配がして、一瞬振り向いた。
そのとき…悪夢が現実になった。
「えっ…」
「キスは、焦らしてなんぼや!なんかいい雰囲気になってきて~、ふたりの気持ちが高まったときにするもんやで」
「いい雰囲気って、いつわかるの?」
「いつ…そんなん、感覚やん」
もしかして新羽くんは百戦錬磨の恋のスペシャリスト!?
この際、手ほどきを受けておいた方がいい?
「感覚…そういうの、あたしゼロかもしれない。先生!教えて下さい」
「ええで。ゆめちゃん、お子様やからな~。あ、俺カズマ役な」
ニコニコしながら、新羽くんがあたしの肩に軽く腕を乗せる。
「実践なの!?」
「ほんまにせーへんから。マネだけ」
って言われても…こんなに密着して、誰かに見られたら大変だよ。
「こんな風にな」
新羽くんがあたしを見つめて首を軽く傾けた瞬間、後ろに気配がして、一瞬振り向いた。
そのとき…悪夢が現実になった。