「俺確かにブスって言ったけど“ 顔が ”だから」


西野くん。顔がを強調しないでよー。


私今グサッてきたよ??

鋭い矢が刺さったよ?




「っだから私もっ」



「顔ブスより性格ブスのほうが俺は嫌い」



「なっ。どういうっっ!」



「…一人に対して大勢でいじめなんて立派な性格ブスがやることだろ?さっさと俺の前から消えろ。」


ドスの効いた声。


女の子達はヒヒィッと泣きながら逃げていった。
西野くんの威圧にとうとう怖くて逃げ出してしまった。