快斗と共に向かったのは裏庭
そばにあるベンチに腰掛けた
「っでだな!好きって感情はな?」
「おう」
「その人を思うと、胸がひどくドキドキしたり、その人が側にいないと落ち着かなかったり、あとその人が他の男と話してたらイライラしたりとかかな?」
まさか、あの尋常な胸のドキドキはそれ??
側にいないと落ち着くのも?好きってこと?
他の男と???話し???
何だこれ?想像したらすごいイライラするな!
まさか、俺…
「なぁ快斗」
「はいよん?」
「普段言ってくれる言葉が急に無くなってショックとかも、その感情…なのか?」
「おうそうだぜ!翼ー!お前やっと恋したかー!」
こ、恋???
…そっか。
俺が昨日あいつが告られてるの見てひどく
イライラしたのは、、
俺が…
俺が…坂野のことを好きになってたからだったのか。
…ようやく気づいた。
自分の気持ち。