「…そろそろ手離してくんね?お前握りすぎだから」



手…??



私は自分の手を見ると、西野くんと繋がれてる手を見た。




。。。




。。。。。。


えっ!なぬっ!?



私握っちゃってた??


やばっ///


何やっちゃってんの私!!



「ご、ごめんっ西野くん!」


慌てて手を離す私

そんな申し訳なさそうにしていると
西野くんは面白そうに、


「…泣き止んだろ?」


「ん?あ、ほんとだ!」



そう言われると、

いつの間にか涙は止まっていた。

もしかして恥ずかしさで‥かな?


「…まぁそれはいいけど、坂野はそろそろ戻ったほうがいい。もう借りられた奴はみんな戻ってるから」


えっ!!嘘!!?



ったしかにもうそこに借りられた人たちは自分のクラスの席に戻っていた。

やばっ!!私だけじゃん!!


「あ戻ります!またねっ西野くんっ!」


そう一言言って、
私は慌てて自分のクラスに戻った。




自分のクラスに戻ったあと有華にニヤけながら冷やかされました。