時間が立つのは早く
西野くんとのデートを考えたら二時間はあっという間に終わった。


帰りの支度を終えると有華がルンルンして駆け寄ってきた


「えりー!帰ろー?」


「あ、ごめん有華。今日は一緒に帰れない」


「あれ?何か用事あるの???」


そうだ!有華に言ってなかった!


「えへへ!実はね〜…今日西野くんとデートなのだー!」


まだ教室には人が居るので、できるだけ小さな声で言った


西野くんとデート!なんて大声でいったら教室中の女の子から鋭い視線を向けられてしまう!


っいや、毎日痛い視線は日々感じています!