「どうじよう…ずごぐぅうれじいぃー!」

嬉し泣きが止まらない


「お前なに泣いてんの」


「気にじないでぇーただの嬉し泣きだがらー」


美味しいんだーーーー!


作ってよかったー!


ほんとに、作った甲斐があった!



「…坂野」


「はーい??」


「…ん」



????



西野くん??



それ卵焼き???



なんで私に向けてるの???



「…いらねーの?」
不機嫌そうにいう


え!

まさか!


それってまさか!!


究極の!
あーん てやつでは??


えっ!えっ!いいの??


私がそれされてもいいの???


オドオドしてしまう私と、どんどん不機嫌になっていく西野くん