良かったー!受け取ってくれたよー!
「…お前のは?」
「ん??」
っあ!!そっか、私のお弁当のもう一個はぶりっ子の手によって床に落とされたのでしたっけ!
ってことはお昼なし!?
でも、まあ西野くんに食べてもらえるなら、今日くらい我慢できる!
「大丈夫ですー!丁度ダイエットしようと思ってたか所だからさ」
「ふぅーん。…まあ納得」
…あえ?
ちょ、ちょっと待って!
ねぇ?
納得って、え??
それに少し、私の体みたよね??
自意識過剰じゃないよ?絶対に見た!
一瞬だったけど絶対見たよ!
納得ってことは!私太ってるってこと?
ねー?そういうことだよね?
西野くんは一人木陰に移動するとお弁当を袋から取り出した。