「鈴花さん。柿沼さんとお付き合いされてどれくらいになります?」


「え?あーえと、3年くらいですね。」


「柿沼さんてかなりの綺麗好きですか?例えばソファやテーブルのズレも気にしたり、整理整頓には気を配るような。」


「えっと…確かそうだったと思いますけど…」


宮部は腕を組み何か怪訝な表情をしている。


少しの沈黙が流れた後、宮部が口を開いた。