「それよく聞かれるんですけど、まぁ家業みたいなもんですね。
親父があの事務所作って、小さい頃から親父の手伝いしてたんでそのままズルズル今に至るみたいな感じです。」


「あの一緒に働かれている女性の方とはどんな関係なんですか?」


「あぁ。日野君のことか。彼女はただのバイト君です。年齢も自分の一つ上です。」


「そうだったんですか。あ!そこ右入ってもらって200mくらい進んだところにあるアパートです。」


館林駅から30分ほどで到着した。