あっという間に13時を迎えた。



13時を5分程すぎた頃に事務所のドアが開く。



ドアの向こうの鈴花と日野の目が合い中へ入って貰うように促す。



あらかじめ用意しておいたお茶を出し、まず日野が話しを切り出した。



「先にすいません。本日宮部が急用の為、私の方で対応させて頂きますね。」