「おにーちゃん！」
楝「んー？」
こいつは、奈南。俺の妹だ。
「おにーちゃん！お願いがあるの！」
楝「なに？」
「今度ね、友達と合コンすることになって…
男の子が１人足りなくて…」
高１で合コン……早すぎないか？
楝「……それで俺に出て欲しいの？」
「うん！だっておにーちゃん、彼女いないでしょ？」
楝「……いつの話だよ((ﾎﾞｿｯ」
「だから、いいでしょ？！お願い！」
楝「だーめ」
「えぇっ！なんで？！まさか彼女いるの？！」
まさかとは失礼な。
楝「そのまさかだよ。ま、どっちにしろ無理だけどな。」
「えーーそんなぁー！もう友達にも言っちゃったの！
お願い！誰か友達連れてきてもいいから！」
友達に言ったって……意地でも連れてくる気だったな…
楝「はぁ……分かったよ。」
「本当？！やったぁーー！！じゃ、そーゆーことで☆」
楝「おい！どこ行「友達の所ー♪」…はぁ」
このままだと妹が心配だなぁ。
どうしたものか…