「せっかくの俺ら、いや、主に俺の努力がお前らが来たせいで水の泡だ。
夏樹が族嫌いって分かってからは必死で隠してたんだよ。 まぁ、結局隠しきれなくて、俺らは豹王じゃない族ってことになってたんだけどな。」











「あそこでは何も言いませんでしたが、あいつ、多分気づいてましたよ。俺らが豹王だったってこと。中にいる柊は気づいてないですけどね。」














「おい、“椿”それってどういうことだよ? それに、最近お前、自由に出てこれるようになってんのか?」












「別に。そんなのどうだっていいでしょう。ッチ もうあいつが起きる。じゃあ一哉、また喧嘩のときに。あと、また夏樹にも会わせてくださいね。あいつとまた戦いたいので。」