俺は助けを求めるために柊と一哉をみる。俺の目線に気づいたのか柊は白旗振り始めてるし、一哉は笑ってやがる。二人して役に立たねぇー!!











“夏樹は可愛いからいざとなったら色気で相手を倒せ!! 大体の女も男も一撃だ!!”












ふと蘇ったこと言葉。よく分かんないし、やったことはないけど、あいつが言うんだったら間違えはないよな?












「なぁ、海斗。俺さ、言葉が足りなくて誤解させちゃったと思うんだけどさ、海斗が心配してくれたのが嬉しくて・・・ なのに、ほんとに俺、ごめん (涙目」












精一杯の謝罪を込めて。本当に大丈夫なの?って思うけど、信じよう。















「・・・・・・」











無言なままの海斗。やっぱり俺なんかじゃ効果無かったのかな。