「黒王って何?」














「あっち側での俺の通り名みたいなやつ。そっちの総長さんは水神だよな?」












「あぁ。」














「なぁ、柊の正体分かった? ちょっとヒントやろうか?」














「んー。 俺、後ちょっとで分かりそうなんだよねー。 どっか重要なところであったような気がするけど、今の姿と一致しない。」















「じゃあ取っておきなヒントを俺からプレゼントしてやるよ。ってことで、場所変えようか。」











周りをみれば俺らは注目の的。まぁ、堂々とこんなこと話してるしな。この学校のやつらならほとんどが豹王だし、知ってると思うけど・・・





















「ってなわけで、仕切り直しで、俺からのヒントのプレゼント〜」













屋上にきて早々これ。ここに来たってことは何だか嫌な予感がする。








ってゆうか、一哉の企んでいる事が分かった俺。出来ることならやめて欲しい。絶対俺も巻き込まれちゃうから。














「なぁ、夏樹、柊ってやっぱり“天然”だよな?」












「・・・・・・そうだね。」













「・・・おい、夏樹、俺のどこが天然何ですか?」














「いや、気のせいじゃない?」














「そんな理由ないですよ。聞き間違いだったら俺は出てきません。」