“高島裕太”



それが貴方の名前だった。



広大と私は別々の高校へ行き



私は高校で裕太と出会った。



高校三年生の6月、



裕太が私の事を好きだと知った。



広大との関係は長かったし大好きだった。



けれど、裕太から言われたたった一度の



“大好き”という言葉に私は溺れてしまった。