「あのさ、静流ちゃん!今日、うちへこない?お母さんが、友達出来るか心配していて」


「え!?真綿ちゃん家に?」


あまりにも突然だけど、今日は習い事休みだし、いっか。


それに、こんなふうに親近感を抱いてくれることが何よりも嬉しかった。


「うん!いいよ!」


そしてあたしは放課後にさっそく、真綿ちゃん家に赴くことにしたのだった。