☆☆☆
夏休みに入る、1ヶ月前のことだった。
あたし、白石 静流(しらいし しずる)は、中二Bの教室で読書をしていた。
そのときだ。
友達の羅城 八重(らじょう やえ)が登校してきて、興奮した様子でこう言ってきた。
「ねぇ、静流ヤバイよ!聞いて!」
「何?もぅ、朝からうるさいなぁ」
夏休みに入る、1ヶ月前のことだった。
あたし、白石 静流(しらいし しずる)は、中二Bの教室で読書をしていた。
そのときだ。
友達の羅城 八重(らじょう やえ)が登校してきて、興奮した様子でこう言ってきた。
「ねぇ、静流ヤバイよ!聞いて!」
「何?もぅ、朝からうるさいなぁ」