夢の中、わたしは森の中にいた。遥か彼方にはサトルとミナが2人で歩いていた。
そう、わたしは独りだった。
「相手がわたし以外の誰であろうとサトルのことはいつまでも愛している」自分にそう言い聞かせて暗い森の中を歩き始めた。それでもサトルとミナはまだ見えていた。2人は寄り添って燃えているような夕焼けを眺めていた…ねえ、わたしもそこにいたいよ。
やがてあの2人の周りには天使が舞い降りてきて嬉しく踊っていた。