海里を置いてスタスタと歩く私に海里が追いかける形で付いてくる海里


海里「美里…っ」


海里が私を呼ぶけど構わず歩き続ける


でも、どんなに私が早く歩いたって海里は追いついて来て私の手を掴んだ


思わず掴まれた手をパシンと振り叩いてしまった


海里「…っ…。」


「…ごめん」


海里「そこでちゃんと話し合おう。」


そう言って近くの公園を指差し話し合う事になった


ベンチに二人揃って腰を下ろした


「今日…来ててびっくりした」


海里「俺も美里が居ると思わなかった」


「…うん」


少しの沈黙が流れた


気まずい…。