くみの家を出て電車に乗る。


お昼の電車は結構空いていた。


家に帰ると、


「あっ、詩織!おかえりー。楽しかった?」


「うん。ただいま。」


「そっか。あっ、今日たくさんお客さん来るから手伝って!」


お母さんに言われて私はエプロンをつける。



明日、ちゃんと蒼瀬と話そう。