拘束に依り身体の自由が奪われたのを、混沌に落ち行く意識は自らの存亡の危機と判断し、最大限を上回る力でその窮地から脱出しようと……生にしがみつこうと行動したのです。

結果、命は奪われる事なく、火事場のクソ筋肉痛に悩まされる事となった訳ですが、何となしに生きているだけだと思っていた自分も実は、生に執着していたんだなぁと思い知らされました。


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