それと展開。

車椅子の大金持ちで紳士な会長が、実は腹黒い。足も悪くない。

 予想を裏切らない展開は、いささかどうかと思います。アカサカサカスな気持ちです←どんな

 加えてコメディとミステリとの比重が半端で、最期のアクション&ハードボイルドが生きて来ない。

どうせなら、何か一癖有りそうなやつがやっぱりそうだったという(ミステリを除いた)方が読者を落胆させないでしょう。

その分もっとコメディで弾けて、ちゃんと笑いを誘っておくべきだったと思います。

コメディと言うよりも軽いユーモア位の感じでしたから。

そこはやっぱりいなばさんの品がキャラに出ちゃってる所為なのかなぁ。

家出援交ギャル『ナナ』が一線を越えない清さとか、賀千屋がナナに対してエロさを少しも見せない所とか。キャラに隙が無さすぎるのかも知れません。

その分美和子は弾けていて良かったですb

しかし、偶然が過ぎますね。山野内同士とか長岡同士ならまだしも賀千屋は無いでしょうww
結婚したら血が濃すぎてヤバイかもです。転院先の病院に美和子が居るのもそうですし、婦長が個人を担当するのも大学病院では有り得なさそうです。

偶然は起こり過ぎると嘘臭くなりますから、3度位にした方がいいのではないかと。