「ふと気づいたんですが…遠恋してるカップルが久しぶりに再会して、どこにも出かけずただただひたすらホテルでイチャコラしてる。土日の会合、まさにあれと同じことしてませんか、私たち。」

と、「マンガ夜話」メンバーからLINEが来たのはつい昨日の事。…確かに。はるばる県を越えて集まったにも関わらずひたすら喋るだけで観光スポット的な所は全然行ってない。海も山も川も温泉も遊園地も美術館もなんでもあったのに!(爆)我らが唯一立ち寄ったのはブックオフ!←。。。あ、マッサージ店も行ったよ。来るべき夜更かしに備えて。←あくまで夜頑張るための体づくり←徹底している

久しぶりに会ったのに何処にも出掛けずひたすらイチャコラする。遠恋カップルあるあるかもしれませんね。←でもあくまで漫画の話

そんな訳で、皆様に長らくお付き合いいただきました「オタク・元オタク女子たちの真剣しゃべり場マンガ夜話」議事録、最終回の今日は…【ショタ萌え選手権】および【マンガ・創作物あるある】です。

※心の清い読者の皆様へ
ショタ萌えのショタ、とはショタコン。幼い男の子に萌えることです。単なる年下、ではなく例えば女子高生と小学男子の恋愛物語などを指します。厳密に◯歳以下、という定義はありませんが東雲的には12歳以下の男の子。かなぁ。第二次性徴ギリギリ前の。中学生になっちゃうとなんかショタとは言えない気がします。

※調べてみました。
ショタコンとは、少年や小さい男の子を対象に抱く愛情・執着のこと、またはそのような感情や好みを持つ者のことを指す造語。正太郎コンプレックスを語源とする(#起源を参照)。
ショタコンの好みの対象、つまり少年は「ショタ」と呼ばれ、主に20歳未満の男子を指す。

#起源→1981年、アニメ雑誌『ふぁんろーど』(現『ファンロード』)の編集長イニシャルビスケットのKが読者からの質問に答えるコーナーで、「少女を好きな男性はロリコンと呼ばれるが、では少年を好きな女性は何と呼ぶべきか?」という内容の問いに対し、半ズボンの似合う少年の代表として『鉄人28号』の主人公・金田正太郎の名を挙げ、そこから名を取って「ショウタロー・コンプレックス」と回答したのが始まりである。(Wikipediaより一部抜粋)

…∑(゚Д゚)ショタの名付け親、Kさんだったんだ!(←私、ファンロード読者だったので。Kさんは名物編集長でした)しかも正太郎コンプレックス!へー。
これを見る限りそもそもは20歳未満の男子について使われていたのですね。現在ではもう少し年齢層が低くなってると思われます。幼女萌えの「ロリコン」に対しての造語なのでショタといえば「男の子が幼い」場合にしか使われません。語源を考えると、半ズボンが似合えば何歳でも良いのかも。

なんかね。
経緯は覚えてないんです。
ヒーロー&当て馬選手権をしていたらば、なぜかショタ萌え、年下萌え選手権も始まっていたんですよ。何でかなぁ、ヒーロー選手権で(ぼく地球の)輪くんのセリフが出て来たのが発端だったっけな。…そうかもしれない。「ありすぅぅぅぅーーーー!」「こんな俺じゃヤダよ。ありすと同い年に生まれたかった」うう…可愛い♡

ショタ萌えマンガの代表例としては

『ぼくの地球を守って』日渡早紀
『オトナになる方法』山田南平
『乙嫁語り』森薫
『トーマの心臓』萩尾望都
『砂の城』一条ゆかり
『それでも世界は美しい』椎名橙
『猫と私の金曜日』種村有菜
『オレ嫁。〜俺の嫁になれよ〜』佐野愛莉
『私の少年』高野ひと深
『名探偵コナン』青山剛昌

等でしょうか。なんとなく分かっていただけた所で、それでは、行ってみよー!!

【ショタ・年下萌えあるある選手権!】

《弟なんかじゃない!》
…これですよ。ヒロインはつい頭を撫でたり気軽に抱きしめたりしちゃう訳です。だって可愛いから。で、同級生とかに「近所の◯◯くん。弟みたいなもんだよ。」と紹介しちゃう。もしくは本人に直接言う。それを受けてのショタくんの悲痛な叫び。類似→《こんな小さいのヤダよぉぉぉー!ありすと同い年に生まれたかった…》by小林輪

《ったく、年上とは思えないな》
…ドジをするヒロインに「しょーがないんだから…」的なショタ。

《オレだって、男なんだぞ!》
…普通のヒーローも発するセリフだが、ショタだと背伸びしてる感アリアリで可愛さ倍増。

《これだからガキは…》
…これはショタに対しての大人当て馬のセリフ。ショタの自尊心を傷付ける展開あるある。類似→《お子様にはまだ早いぜ》《ガキはガキ同士おままごとでもやってろよ!》

《お姉ちゃん、お風呂一緒に入ろ〜》
…これぞショタのアドバンテージ。大人当て馬には死んでも出来ない純真無垢な子供の攻め技。そうなのだ。ショタは抱きついて胸に顔を埋めてもお風呂に入っても同衾しても、嫌らしくない!これを活かさずしてショタに非ず。類似→《…一緒に寝てもいい?》→このあとハンカチを噛む当て馬に「ヘッ、ざまあ」的な顔をする

ここからはシチュエーションあるある。

《ここぞという時にヒロインを支えられずショックを受ける》…階段落ち等でヒロインを助けようとするが体格的に無理で怪我をさせてしまう。そこに大人当て馬が登場。ヒロインをさっと抱きかかえ医務室までお姫様抱っこ。時によっては病院で「俺、婚約者です。病状なら俺が聞きます」などと先に立って言われ自分が子供であることを痛感しダブルショックを受ける。

《キスの時に目線を合わせるため、階段に登る♡》…表紙、トビラ絵などにも使われるショタ萌えシチュ。あー可愛い。

《ショタはヤキモチが深刻にならない。鬱陶しくもない。ただ可愛いだけである》…大人の男がやると「うぜぇ」と一蹴されてしまう数々の行動もショタだと何故か胸を締め付けられ許してしまう。

【マンガ・創作物あるある名言ターン】

・ヒロインが憧れてるからといって、必ずしもヒーローとは限らない。(例:ちはやふる)

・異世界トリップは大抵ヒロインが第一村人に発見・保護されて食うに困らない。→発見したのがヒーローでない場合、後々ヒーローに奪われる
(十二国記はこの王道を裏切る!)

・日本人がトリップすると年下に見られる設定

・最近の創作物はひたすらイチャイチャするだけ。主人公がちょっとフラッとするとすぐにビッチ呼ばわり。(特に若い世代は)山も谷も波も風もないストーリーが安心して読めるらしい。

・溺愛展開がくどい割りに、そうなる過程が雑。なので、感情移入できない。←でも、そんな事言ったら『絶愛』もそうじゃん!それでも萌えられるのは感情移入する必要のないBLだから!?(友人、自分で自分にツッコむ。)
↑※これに関してうまのさんから熱いご意見が届きました。感想ノートからコピペ追記させていただきます。
絶愛は一目惚れだけど、BLに欲しい萌えがまんまつまってるんですよ!
①好きだという事実を認められない
②好きと自覚しても伝えられない
③想いが爆発して押し倒しちゃう←未遂
④相手に「俺は男だぞ。不自然だ」と拒絶される
⑤だが相手にとっても主人公はいつしか特別な存在になっている←恋じゃない
⑥受け入れてもらえる

・マニアックとかオタクとか負の言葉で自らを表すのはやめましょう。私達は、「妄想筋が発達している」のです。←惚れ直した

・異世界トリップの際、言葉が通じないとさらに萌える。(例:『彼方から…』ひかわきょうこ)

・女性は心理と情景をマッチさせたがる。(切なさと夕暮れ、希望と青空、悲しみと雨、争いと嵐、など)うまく合うと忘れられない1シーンになる。

あとね、ライバル選手権もちょこっと。(笑)

【ライバル選手権】
・神谷燿子(ときめきトゥナイト)
・姫川亜弓(ガラスの仮面)
・緑川蘭子&竜崎麗華(エースをねらえ)
・流川楓(スラムダンク)
・L(デスノート)
・塔矢アキラ(ヒカルの碁)
・原田成吉(ろくでなしブルース)
・鬼宿と心宿(ふしぎ遊戯)

…ちなみに鬼宿と心宿の欄には私の手で←♡→と書かれてあります。うん、BLカップリングも可能という話です、うふふ♡←うふふじゃねぇよ

《ライバルと認められていない当て馬っぽいのが現れるのはあるある》とも書いてあるなぁ。ライバルかと思いきやそーでも無かったっていう。真のライバルは他にいた!みたいな。ガラスの仮面の乙部のりえはそのポジでしたね。よくも私のライバル(マヤ)を罠に嵌めてくれたわね!と、あとで亜弓さんにギッタギタにされるという。

あとはね、「オレTUEEEE」(オレ強い)とか「ザマァ展開」とか新しい言葉も教えてもらいましたよ。要は、すごい才能・力を持つ主人公がひたすら敵をなぎ倒していくという内容のもの。
例:『魔法科高校の劣等生』『響〜小説家になる方法〜』



3日間に渡ってお届けしてきた「マンガ夜話議事録」、いかがでしたか?

いかがでしたか?…じゃねぇよ。ほんと皆さん、、、お疲れ様でしたぁーーーーーーっ!熱いメッセージもアドバイスも作品名クイズも(クイズ?)ありがとうございましたぁぁぁあーーーーっ!!

月末になってこんな熱量のあるものを挙げてしまってごめんなさいね。皆さんの滾るパッションノートもめちゃめちゃ楽しかったです。やー、ほんと、延々と話せますね、これ(笑)

ラテ子はんから頂いたサブキャラ選手権、まだ語り足りなくてやりたいんだけど(爆)まぁ、ちょっともう皆さんマンガはお腹いっぱいでしょうから。月末までの雰囲気で。または東雲庵に持ち込んで、近いうちにいつかやらせてください!

ではでは、また、明日ね。
※明日は短いよっ!



※わたしの手ではありませぬ。
友人の1人が先に帰ったあと、もう1人の新幹線の時間まで、カフェで和風パフェを半分こしながらエピローグ的トークを展開する2人なのでした。←でも全部マンガ♡