こんばんは。

以前から私の日記を読んでくださっている方にはお馴染みの話題かもしれませんが、今日は月に一度の奏楽当番の日でした。簡単に言うと、歌の伴奏をするんです。全部で10曲くらい。うん、きょうはいつもより上手だった、わたし。(笑)
何故なら昨日、ちゃんと現地へ行って、本番に弾く楽器で練習したからです。家にある電子ピアノではなく、リードオルガンで。タッチが全然違うので、本当は毎回、前日に時間を取ってこれで指を慣らしておくと良いのですが。ねー。そう出来ない時の方が多いわけで。

このオルガン、なかなかの年代ものなのでちょっとご披露をば。大正時代に製造された日本楽器製作所(=山葉。現・ヤマハ)のオルガン。この時代のオルガンが、ちゃんと音が鳴る状態で、しかも日常的に普通に使われているのは珍しいそうで、先日、NHKが取材に来ました。(放送はもう終わりました)



譜面台の装飾も手で彫ってあるんですよ。これぞ職人の手仕事!ですね。
時間をかけて丁寧に作られたリードオルガンなので、深くて温かい、とても良い音がします。小学校の教室にあったような昭和の大量生産モデルとは全然違う。(それが悪い訳では全く無いけれど。教育用なら安価+丈夫+調律不要、が第一だもの)

ただ、これ100年前のもので先人達がずっと使ってこられたおかげで、鍵盤が大変なことになっています。