「ふーんってあんたねぇ…。
イケメンだよ!?男だよ!?」



「私、男はもういいって言うか…
うんざりっていうか…。」



あんな俺様メガネみたいなのと
関わるのはもう勘弁。



「あれは例外な気もするけど…。
まぁ、美羽には先輩がいるもんねぇ。」



まぁ、世の男が全員、
あんな俺様メガネじゃないけどね。



お昼休みの時間、
イケメン君を見に行くというカナに
無理矢理付き合わされて隣のクラスに来た。



「あっ!あの人じゃない!?
やばーい、めっちゃイケメンじゃーん♪」



「…興味なーい。」



私はイケメンから視線を外す。