よかった。
補習、私だけじゃなかったんだ。
けど、ホッとしたのも束の間だった。
「おー、ちゃんと来たな。
悪いが急用が出来て、補習は特進科の須藤に頼んだ。じゃ、須藤よろしくなー。」
「任せてください、先生。」
それを聞くと、さっさと去っていく先生。
え…頼んだって…
もしかして、この人に!?
ポカンとしていた間に、
須藤君は前に座っていた。
ち、近いっ!!!
「ちっ。なんで俺がこんな馬鹿なヤツの
勉強なんか見なきやいけねぇんだよ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…