サラサラの髪。

透き通る目。


透明感のある肌。


どこか寂しそうな顔。-




その彼は、あまりにも
風に舞っている桜に合いすぎた。






ドクンッ。





胸が高鳴り始めた。


なんだこの気持ちは?


急に胸が苦しくなってきた。






「芽生ー?どうした?…あ。」



「もしかして…。」







「一目惚れか。」