明日はちゃんとくる。

そう思ってた。


だけど、今は眠る度に怖くて。

もう目が覚めなかったらどうしようって。


だから、お父さんとお母さんの間で眠ることにした。


もう高校生だし、普通ならあまりないけど
精一杯……甘えることにした。



「おやすみ、恋文」


「うん…おやすみ」






2人の隣は温かくて、とても安心した。