『好きなようにしてくれていいから』
そう言って総一さんは出掛けた。
部屋は余計なものが一切置いていなくて、そんな中でも本棚にアルバムがあって。
私は中学、高校のアルバムを取り出した。
中学の時はまだ、幼さが残っているけど、高校になるともう、今とさほど変わらなかった。
「あれ…?」
高校のアルバムで見たことのある顔が。
名前は和泉 沙織。
カメラマンの沙織さんだった。
同級生だったのか。
普通のアルバムを取り出す。
「わあ、可愛い」
総一さんと拓海くん、真ん中にはまだ1才になっていない祥太郎くんが寝ている写真だった。
という事は総一さん15才、拓海くん5才か。
他にもサーキットでレーシングスーツを着ている写真やら色々あって。
ふと手が止まる。
総一さんと沙織さんが制服姿で写っている写真。
何枚かあって。
…付き合っていたのかな?
そう言って総一さんは出掛けた。
部屋は余計なものが一切置いていなくて、そんな中でも本棚にアルバムがあって。
私は中学、高校のアルバムを取り出した。
中学の時はまだ、幼さが残っているけど、高校になるともう、今とさほど変わらなかった。
「あれ…?」
高校のアルバムで見たことのある顔が。
名前は和泉 沙織。
カメラマンの沙織さんだった。
同級生だったのか。
普通のアルバムを取り出す。
「わあ、可愛い」
総一さんと拓海くん、真ん中にはまだ1才になっていない祥太郎くんが寝ている写真だった。
という事は総一さん15才、拓海くん5才か。
他にもサーキットでレーシングスーツを着ている写真やら色々あって。
ふと手が止まる。
総一さんと沙織さんが制服姿で写っている写真。
何枚かあって。
…付き合っていたのかな?