―――――――――――――
強行突破なんて簡単なもんやなかったやん!!
と、うちは心の中で叫ぶ
確かに、警察みたいなんはおらん
でも、そのかわり●●屋っていうのが大勢居った
たとえば守り屋やったり(守り人とも言うらしい)、
奪い屋やったり、勝負屋やったり・・・
もうホンマに、小説の中みたいに命の奪い合いなんかできるような人だらけで
しかも、妖怪だらけやから...
―――怖い
そんな怖い●●屋が、怪盗の敵やって・・・
ホンマ、知らんって
雇われとったり、
ただそれを盗みたい奴が奪いにきたり・・
いろんな理由で来とるけど、うちらの敵には変わりないし
舞台に立つってこと
それは、そんな奴等を敵にまわして、初心者のうちに戦えということなんや
そのことが、改めて身にしみる
アンナ達の無責任さにもほどがあるってもんやで