ドーン!!
シーナに案内されてやってきた所は、そんな音が出ても不思議じゃないほど、でかくて古い建物だった
「あら、シーナ☆終わったの?」
いきなり後ろで声が聞こえた
振り返ると、そこには琴の姉と同じくらいの年齢の少女がいた
なんとなく、ホワーンとした少女だ
「終わったよ!だからこうしてここにいるの!!」
シーナは、その少女に笑顔で答える
そんなシーナを見て、琴は確信する
最初に会った時の無愛想さは、始末屋シーナやからやったんか
そう思いながら、シーナをジッと見つめる
このシーナは、同い年って言われても全然不思議じゃない
でも・・
なんで、うちより賢そうに見えるんやろ・・?