浅葱の贖罪

この手で抱き締めたいそう思った。

「…そうか、忘れていたけど、この時代の人ってたらしだったんだ。」

葉月は度々良くわからない言葉を話す。

「葉月?」

「あっ、何でもないわ。

でも、私はこの時代の人の方が好きということです。」

彼女はそう言い、微笑んだ。

よく分からなかったが、貴方が私たちのことを

信頼しているということはなんとなく

察した。

「そうか、では、街へ行くとするか。」

私達は街へでた。そこで、見物や、買い物を楽しんだ。