「おぉおぉ…可哀想な嬢ちゃんだこと



でもすぐにお母さんの元へ逝かせてあげるから…待っててな?」




その時だ。初めて私が能力を使ったのは。




『調子に……乗るな』




「?!」




何かに弾き飛ばされるようにして倒れる男





それを見ていた桜海の瞳は桜色だった