「今日の見回りはしてもいいでしょうか?」




舜が校長先生にそう聞いた




「あぁ君たちなら残ってくれて構わんよ。
今日もよろしく頼むね」




優しくそう微笑みながら話す校長先生




「諸事情って何ですか?」




璃玖がそう聞くと校長先生は少し黙ってから




「あぁその事なんだけど…うん、やっぱり君たちには話しておくよ。さ、お茶が入ったからそこのソファーに腰掛けてください」




そう言って人数分のお茶を持って来てくれる校長先生




「手伝います」




「あぁありがとうね一ノ瀬くん」




校長先生が持っているお盆をもらい、皆にお茶を配った